【衆院選】今回も静岡県内で最激戦区に 党の幹部が次々と応援に 静岡6区
立憲民主党 前 渡辺周候補
立憲民主党 前 渡辺周候補: 「本来なら私が全国に応援演説回らないといけないんですけど、応援演説受ける側になっちゃいまして、それだけ接戦だということですから、非常に残念ですね」 自らの立場を自虐的に話す、立憲民主党の渡辺周さん。 この3時間後、渡辺さんのもとにやって来たのは…。 「ただいま野田代表が到着しました」 立憲民主党の野田佳彦代表です。 多くの応援依頼がある中、あえて沼津に入ったそうです。 立憲民主党 野田代表: 「ここは激戦区なんです。今回は何としても、本来の実力通りに渡辺周さんに小選挙区で勝ってほしい」 警備の警察官や支援者でごった返した駅前の商店街。 自民党への批判を強め、政権交代を訴えました。 立憲民主党 野田代表: 「11年もアベノミクスは道半ばと言い続けてきた。11年やってきて目標に到達できない道って、道半ばじゃなくって道の選択を誤ったんじゃないですか、皆さん。そのアベノミクスを総括するところから、経済の再生をしなければいけないんです」 立憲民主党 前 渡辺周候補: 「また私たちが政権を取って、どうか皆さま方、暮らしが変わる、野党が政権取って力強くなったら、暮らしが変わる。そのことをぜひ信頼をしていただきたいと思います」 当選9期のベテランが党代表にすがるほどの激戦。 議席奪還への決意をにじませます。 立憲民主党 前 渡辺周候補: 「(野田代表と)一心同体でやってきましたのでこういう厳しい中でピンチの時にあえてここを優先して来ていただいたということで本当にありがたいなと。何とかして恩に報いるために勝って国会に戻りたいなと思っております」
れいわ新選組 新 冨谷皐介候補
落下傘を自認するこちらの陣営にも、力強い援軍が。 河合弘之弁護士: 「冨谷さんのえらいところは自分一人で闘うのではなく、自分の救済だけを求めるだけでなく、仲間全員の救済を求めた。そして先頭に立った」 シェアハウスをめぐるスルガ銀行の不正融資で借金を背負った、れいわ新選組の冨谷皐介さん。 被害者弁護団の団長を務めたのが、河合弘之弁護士でした。 河合弘之弁護士 「冨谷さんが出るんじゃね、友情出演しないとしょうがないじゃないですか」 れいわ新選組 新 冨谷皐介候補: 「シェアハウスの問題が解決できたところは、本当に河合先生には足向けて寝られない。僕の命の恩人ですので」 河合弘之弁護士 「ちょっとオーバーじゃない?」 れいわ新選組 新 冨谷皐介候補: 「いや、オーバーじゃないですよ。本当にそう思っていますから」 日々手応えを感じると話す一方、知名度不足からこんなぼやきも…。 れいわ新選組 新 冨谷皐介候補: 「いやー、もう5日間しかないんですね。時間が足りないなと思うんですけど、地道に私の声を1人でも多くの方に聞いていただくことをするしかないんだろうなと思います」 消費税廃止を訴え、反自民の受け皿を目指しています。 れいわ新選組 新 冨谷皐介候補: 「党首の首をすげ変えても自民党は自民党。必ずや逆転人生の男、冨谷皐介、この地でジャイアントキリングを起こしたい」 佳境に入った三つ巴の戦い。 衆院選は3日後の27日投開票です。