2023年ファッション界を揺るがした主要キーワード “バレエコア”や“ブロークコア”などどれだけ知ってる?
ニュージーンズはデビュー曲「Attention」のステージとミュージックビデオでオーバーフィットのスポーツユニホームにショートパンツとニーソックスを合わせ、MZ世代に新鮮な印象を与え注目された。“ブロークコア”を代表するブランドは「アディダス」で、2022年に“スポーツ生まれ、ふだん使い”をテーマにした新レーベル「アディダス スポーツウェア(ADIDAS SPORTSWEAR)」を立ち上げ、スポーツウエアにファッショナブルなスタイルを加えたアイテムで“ブロークコア”をリードした。「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」と「マーティン ローズ(MARTINE ROSE)」もトレンディーな“ブロークコア”アイテムを発表しているブランドだ。
キーワード3. バービーコア
マーゴット・ロビー(Margot Robbie)とライアン・ゴスリング(Ryan Gosling)が出演したグレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig)監督の映画「バービー」が全世界をピンク色に染めた。昨年6月にピンク色の服を着たマーゴ・ロビーの写真が公開された後、世界的なオンラインショッピングプラットフォーム、リスト(LYST)でピンクに関連する全ての物品の検索量がなんと416%増加したという。
強烈なピンク色とポジティブで堂々としたキャラクターはデザイナーの心を躍らせ、「ザラ(ZARA)」、「クロックス(CROCS)」、「ギャップ(GAP)」など多くのブランドが「バービー」とコラボしてピンク色のコレクションを発売した。「バービー」の映画が公開されたのはかなり前なのに、まだトレンドの話をするのか?(と思った人もいるだろう。) 北米公開日が同じで「バービー」と「オッペンハイマー」を結びつけたインターネットのミーム「バーベンハイマー(Barbenheimer)」を覚えているだろうか。 ハリウッドリポーターによると、実際に2つの映画が出合い「バーベンハイマー」として帰ってくるそうだ。2024年中に撮影を開始する予定との事だが、もしかしたらまた映画の人気に支えられファッション業界を支配するかも?