富岡西、いざ甲子園へ /徳島
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会の開幕を23日に控え、富岡西の選手たちは18日、保護者や教職員、地域住民などから激励の言葉を受けながら甲子園に向けて出発した。 同校(阿南市富岡町)では午前9時ごろ、校門前広場で出発式があり、吉田光昭校長が「甲子園ではのびのびと普段の力を発揮してきてください」と激励。坂本賢哉主将(2年)は「富岡西の看板を背負っているので、代表としてふさわしいプレーをしてきます」と健闘を誓った。その後選手たちはバスに乗り込み、駆け付けた教職員や保護者たちに見送られながら出発した。 途中、立ち寄った道の駅「公方の郷なかがわ」(同市那賀川町)では、ボールやグラブをイメージしたモニュメント「89番野球寺」前で必勝祈願をした。選手たちはなでると御利益があるというモニュメントに「勝てますように」と祈りを込めながら触れた。その後、60歳以上の女性でつくるチアグループ「ABO60」がダンスを披露し、選手たちにエールを送った。リーダーの都崎文恵さん(66)は「私たちも頑張って応援するので、選手たちも精いっぱいプレーしてほしい」と笑顔だった。 富岡西は、大会第4日第3試合(26日午後2時開始予定)で、東邦(愛知)と対戦する。19日には甲子園練習を行う。【岩本桜】