MacOSの「Night Shift」をより細かく設定できる無料アプリとは?
AppleのNight Shiftモードは、夜間にディスプレイの色を暖色系の色域に切り替え、画面を目に優しい色にする機能です。 MacOSの「Night Shift」をより細かく設定できる無料アプリとは? このアイデアの一部として、就寝前にコンピュータを使用する場合、この機能があるとより良い睡眠が得られるかもしれないという考え方があります(ただしこのことをあまり支持していない研究もあります)。 そしてこの機能の問題は、設定方法にあります。スケジュールを設定したり、次の日の日の出まで機能をオンにしたり、色温度を調整したりすることしかできません。 しかし、デザイナーや動画編集者などディスプレイで正確な色を把握する必要がある人などは特に、このNight Shiftをより細かく制御できるようになると生活が少し楽になるかもしれません。 その場合は、無料アプリのShiftyをチェックしてみてください。このツールはメニューバーにあり、Night Shiftをすばやくオンまたはオフに切り替えたり、特定のアプリケーションやウェブサイトが開いている場合に機能を無効にしたりすることができます。
「Shifty」でNight Shiftをすばやく切り替える方法
Shiftyをはじめるには、最新リリースをダウンロードして、それをアプリケーションフォルダにドラッグしてください。Shiftyを初めて起動すると、ウィザードが立ち上がり、1つ1つ許可手順を案内してくれます。 その後、主にメニューバーで動作するアプリケーションを使いはじめることができます。これをクリックしてNight Shiftをオンまたはオフにしたり、ディスプレイの赤み具合を即座に調整したりすることができます。 しかし、Shiftyが本当の力を発揮するのは、特定のアプリケーションやウェブサイトを開くときに常にNight Shiftをオフにしたい場合です。 たとえばあなたがデザイナーで、「Figmaが開いている間だけは、Night Shiftではないトゥルーカラーで見たい」とします。 そのためには、ブラウザでFigmaを開き、Night Shiftのボタンをクリックします。「Figma.comを無効にする」オプションが表示されますので、それをクリックすれば設定完了です。 これ以降、Figmaを開くとNight Shiftが自動的にオフになります。 別の作業に切り替えると、Night Shiftが再び自動的にオンになります。好きなだけ、この設定をほかのアプリケーションやウェブサイトに適用することができます。 これはすばらしい方法です。機能全体を無効にする必要はなく、作業がやりにくいときにだけ無効にすることができるのです。 また、設定時にいくつか追加オプションがあります。 これにはShiftyが起動時に開くかどうかや、True ToneとNight Shiftを切り替える機能などが含まれています。 ご存知なかった人のために説明すると、True Toneとは、周囲の明るさに合わせてディスプレイの色を調整する機能です。 Night Shiftと同様に、True Toneも色の正確性が要求される業務の場合には逆効果となる可能性があります。そのため、この機能を切り替えながら試してみる価値があるでしょう。 マウスを使わずにこうした設定を切り替えたいと考えているユーザーにとって、Shiftyがカスタムキーボードショートカットにも対応していることはうれしい点でしょう。 Source: github(1, 2 ), Apple
真栄田若菜/OCiETe