「さらに腕をあげて制作活動に取り組めるよう務めました」新春恒例“こけし初挽き”選ばれたのは元会社員のけこし工人 宮城・白石市
東北放送
こけしの里として知られる宮城県白石市では、技の上達と無病息災を願い、こけしの初挽きが行われました。 【写真を見る】「さらに腕をあげて制作活動に取り組めるよう務めました」新春恒例“こけし初挽き”選ばれたのは元会社員のけこし工人 宮城・白石市 白石市の「弥治郎こけし神社」で行われた初挽きでは、地元のこけし工人や愛好家たちが参加して神事が行われました。 その後、2025年の初挽き工人に選ばれた弥治郎系こけし工人の高橋博斗さん(34)がろくろを回してミズキの木を削り筆を使って赤や黄色などの色をつけていきました。会社員だった高橋さんは伝統こけしに興味を持ち2016年から修行を始め現在は白石市小原に工房を構えています。 弥治郎系こけし工人 高橋博斗さん: 「今年はさらに腕をあげて制作活動に取り組めるように願いを込めて務めさせてもらった」 愛好家たちは伝統こけしが出来上がる様子を熱心に見守っていました。完成した高さ8寸=24センチのこけしは、こけし神社に奉納されました。
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