パドレス・ダルビッシュ有が7回2安打無失点の快投で日米通算199勝 母の日に勝利挙げ「自分の妻、母親への感謝を胸に投げました」
【サンディエゴ(米カリフォルニア州)12日(日本時間13日)】米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(37)が本拠地でドジャース戦に先発し、7回2安打無失点、7奪三振の快投。チームは4―0で勝利し今季3勝目、日米通算199勝目を挙げ、200勝に王手をかけた。 【写真】前回の大谷翔平とダルビッシュの対決 200万人近くが視聴した 「全体的にメカニクスもすごく良かったですし、投げている球もすごく良かったので結果もついてきてよかったです」 母の日仕様のピンクを基調としたグラブとスパイクを着用しマウンドに上がった右腕は速球系、スライダー系ともに切れが抜群で最速96・4マイル(約155・1キロ)を計測した。3―0の五回2死でパヘスに四球を与えるまで完全投球。続くE・ヘルナンデスにこの日初安打をとなる右前打で一、二塁のピンチを背負ったが、ロハスを中飛とした。六、七回も要所でギアを挙げ、大谷を欠くドジャース打線を寄せ付けなかった。 母の日に白星を挙げ 「自分の妻も、自分の母親も自分にいろんな犠牲を払って支えてくれているので、その感謝を胸に投げました」と話し、200勝に向けては「なるべく早く達成して気が楽になりたいなと思っているんですけど、次の試合まで調整して、また勝ちたいと思います」と見据えた。