国分友里恵、シティ・ポップのミューズが初のベスト・アルバムをリリース
海外にも知れ渡ったシティ・ポップ・ムーヴメントのなかで、再評価の高い国分友里恵が、10月9日(水)にベスト・アルバム『国分友里恵 ベスト・コレクション』をリリースしています。 国分は、山下達郎のコンサートでも長きにわたりコーラスを務めた実力派女性ヴォーカリスト。1983年リリースの1stアルバム『Relief 72 hours』は、シティ・ポップ・シーンの最重要人物の一人、林哲司がプロデュースを手掛け、数あるシティ・ポップ人気作の中でも傑作と評価されています。その後も『Relief 72 hours』を含め、メジャー・レーベルから合計7枚のアルバムを発表しましたが、レーベルの垣根を越えて、このたび32曲を収録した初のベスト・アルバムが完成しました。 海外でも注目される「Just a Joke」「I Wanna Be With You」、名バラード「Love Song」「In Your Eyes」、冴えわたる吉田美奈子の作詞とアーバンなサウンドがクールな「Silent Moon」のほか、中山美穂へ楽曲提供してミリオンセラーを記録した「ただ泣きたくなるの」の国分ヴァージョン、ロサンゼルス録音でカシーフとデュエットした「Smooth Sailing」、キーボード・プレイヤーの野力奏一がリーダーのバンド“NORIKI”のアルバム『NORIKI』にてヴォーカル参加した極上のアーバンソウル・チューン「YOU NEED ME」「DO WHAT YOU DO」など、国分のシンガーとしての多彩な魅力とスタイリッシュなサウンドを凝縮した内容となっています。全曲、国分またはプロデューサーの岩本正樹によるコメントも掲載し、最新リマスタリングによる高品質Blu-pec CD2仕様のCD2枚組となります。 また、ベスト・アルバムのリリースに併せて、10月13日(日)に東京・目黒BLUES ALLEY JAPANにてライヴ〈国分友里恵 Relief 2024〉を開催。シティ・ポップのミューズを直に体感できる絶好の機会となりそうです。