首相と国民・玉木氏、党首会談で「103万円の壁」見直し協議を確認
石破茂首相(自民党総裁)は11日午前、衆院選での自公過半数割れを受け、国民民主党の玉木雄一郎代表と国会内で会談した。玉木氏は、所得税がかかる年収の最低ライン「103万円の壁」の見直しや政治改革などを要求。首相は協議を続けていく考えを伝えたという。 【写真】国民民主党の玉木雄一郎代表との会談に臨む石破茂首相=2024年11月11日午前8時59分、国会内、岩下毅撮影 玉木氏の説明によると、玉木氏は党首会談で所得税の課税最低ラインを103万円から178万円に引き上げることを要望。学生アルバイトらの年収が103万円を超えると親の扶養から外れることを防ぐため、「特定扶養控除」の拡大も求めた。石破、玉木両氏は自民、国民民主の両党で政調会長や税調会長で協議を続けることを確認した。
朝日新聞社