衆院選、27日に投開票 神奈川は20小選挙区に85人出馬
衆院選は27日に投開票される。小選挙区定数の「10増10減」に伴い、今回から2増となった神奈川県内20の小選挙区には85人が立候補した。内訳は自民党20人、立憲民主党18人、日本維新の会15人、共産党15人、国民民主党2人、れいわ新選組1人、社民党1人、参政党9人、無所属4人。立候補者数は小選挙区比例代表並立制が導入された1996年衆院選(17小選挙区)と並び、過去最多タイとなった。 12日間に及ぶ選挙戦の最終日となった26日には大票田の県内に与野党幹部が入り、舌戦を展開した。 共同通信社が20、21日に実施した電話調査に神奈川新聞社の取材を加味した終盤情勢分析では、半数近い選挙区で自民と立民候補が接戦を展開し、予断を許さない状況となっている。投票先を決めていない有権者も多く、投票率や無党派層の動向などが各党の獲得議席を左右しそうだ。 投票は県内1652カ所の投票所で午前7時に始まり、午後8時に締め切られる。開票作業は県内58カ所で午後8時半から同9時20分までに順次スタートする。 県内の有権者数(14日現在)は771万9371人(男382万498人、女389万8873人)で、前回2021年衆院選時と比べ4539人(0・06%)増えている。
神奈川新聞社