鹿児島テレビ

サッカーＪ２の鹿児島ユナイテッドＦＣです。 Ｊ２残留へもう負けられないユナイテッドは、１９日、ホームで愛媛ＦＣと対戦！ ４ゴールの快勝でなんとか望みをつなぎました。 今シーズンも残り４試合。 負ければＪ３降格が決まる１９日の試合、相手は昨シーズンＪ３優勝の愛媛ＦＣです。 紺のユニホーム鹿児島ユナイテッドは、立ち上がりからボールを保持して相手ゴールに迫ります。 前半１２分、山口が左サイドにパスを送り、圓道からのリターンパスを受けた山口が豪快なミドルシュート！ 「わー！」 磨いてきたミドルシュートがゴールに突き刺さり、山口はＪ２初ゴール！ ユナイテッドが先制点を奪います。 集まった約６０００人のファン・サポーターの歓声に包まれます。 相手に攻められる場面もありましたがキーパー泉森がファインセーブ！ ゴールを許しません。 エンドが変わった後半も流れはユナイテッド。 １７分田中から星、藤村とテンポよくつないで最後は鈴木！ 勝利を引き寄せる追加点を奪います。 ２５分にはけがで離脱していた福田が約４カ月ぶりにピッチに投入されます。 その福田のファーストプレーでした。 キレのあるドリブルでゴールに迫るとペナルティエリア内で倒され、ＰＫを獲得します。 けがから復帰　１ゴール・福田望久斗選手 「ファーストプレーだったので怖さもありましたけど、相手も疲れているのはわかっていたので仕掛けてやろうと思って、それでＰＫを獲得できて良かった」 このＰＫを福田がきっちりと決めてリードを３点に広げます。 後半４４分にもオウンゴールでダメ押しの４点目を奪ったユナイテッド。 ４対０の快勝で勝ち点３を手にしました。 鹿児島ユナイテッドＦＣ・浅野哲也監督 「きょうの勝ち点３取れたことはうれしい。しかし、状況は変わらないので、自分たちは残りの試合すべて勝って、天命を待つということしか言えない。目の前の試合で勝ち点を取っていく。これしか我々に残された道がない」 けがから復帰　１ゴール・福田望久斗選手 「しっかり次の試合も勝って、Ｊ２に残留できたらなと思う」 そして、２０日、鹿児島市のユナイテッドカフェです。 サポーターたちが集まって見ているのは１６位の大分の試合です。 この試合で大分が勝利してしまうと、ユナイテッドのＪ３降格が決まってしまうところでしたが、引き分けに終わったため、何とかＪ２残留に望みをつなぎました。 サポーター 「首の皮一枚つながった。勝ってもらうしかないので全力で応援していく」 では順位表です。 ユナイテッドは１９位、１７位大分トリニータとの勝ち点の差は８に縮めています。 今シーズンは残り３試合、次の試合はアウェーで１０月２７日、V・ファーレン長崎と対戦します。 この試合でユナイテッドは勝つしかありません。 引き分けか、敗戦の時点でＪ３降格が決まります。 ただ、勝利しても大分トリニータが勝利したら、同じくＪ３降格が決まってしまいます。