SNSで広告見て偽のFX投資 振り込み先銀行から詐欺疑いと連絡 60代男性が3800万円被害
沖縄県警石川署は14日、外国為替証拠金取引(FX)への投資話で、沖縄県内の60代男性が約3800万円をだまし取られる特殊詐欺被害があったと発表した。 【写真】4923万円詐欺 暗号資産の投資話を信じたカラクリ 沖縄中部の女性が被害 署によると、男性はSNS上で見た広告をきっかけに、FX取引所と称するライングループに入ったという。サポート担当を名乗る人物からは「FXはメリットが多く、たくさんの投資家に主力投資先とされている」「海外のFX取引所で取引すれば100倍以上の『ハイレバレッジ』も使える」などとメッセージも届いた。 その後、男性のスマートフォンなどに偽のアプリを入れさせ、もうけが出ているように見せかけていた。2023年12月~24年1月の間に複数の口座に計6回、振り込ませたという。 男性が再度振り込もうとした際に振り込めず、口座がある銀行から詐欺の疑いがあると連絡を受け、署に相談し発覚した。