島根・松江市の中心市街地、会社兼住宅が全焼 会社役員の男性、全身火傷で重体 「あっという間に燃えた」現場付近の道路、通行止めで一時騒然
4日午前9時50分ごろ、松江市南田町の会社から煙が出ていると119番があった。会社役員の男性(90)が全身に火傷を負い、重体とみられる。約3時間後に鎮火し、木造2階建ての会社兼住宅(延べ床面積220平方メートル)を全焼した。 松江署によると、男性は80代の妻と2人暮らし。2階から出火しているのを妻が発見し、会社で働く50代の次男が通報した。 近くの会社に仕事に来ていた70代男性は「2階の窓から煙と火が出ていた。あっという間に燃えた」と話し、不安そうに消火活動を見守った。 現場は松江赤十字病院の東方約100メートルの中心市街地。現場付近の道路が通行止めになるなど一時騒然とした。