高知県内で2025年2件目のオレオレ詐欺の発覚です。70代男性がおよそ1800万円をだまし取られました。 被害にあったのは高知市で一人暮らしをする70代の男性です。2024年11月27日、自宅にある固定電話に自動音声ガイダンスの電話がかかり、ボタンの1を押すよう指示されました。 ボタンを押すと、警視庁の警察官を名乗る男につながり、「捕まえた暴力団の男の家からあなた名義の通帳と携帯電話が発見された」などと言われました。 被害男性が関係を否定すると名前や預金額などを聞かれたうえで、毎日電話連絡をすることを指示されました。 連絡すると電話口の男は「新たな犯罪を防ぐために、預金をすべて空にする必要がある」といって被害者男性の預貯金を全て引き出し、自宅に保管するよう指示。 さらに12月11日「紙幣の調査をする」「1月には返却する」などと言って1800万円を紙袋に入れ玄関先に置くよう言われ、男性が従うと現金は5分余りで何者かに持ち去られていました。 実家に帰省していた息子が詐欺に遭ったと確信。1月1日に警察に通報し、事件が発覚しました。