どうなるゴールデンウィークの天気? 今年もやはり暑い?
ゴールデンウィークは、じめじめとしたスタートとなりましたが、あす28日(日)はからっと行楽日和が期待できそうです。 日本の南の海上にはまるで梅雨を思わせるかのように前線が停滞しており、沖縄では雨が続いています。 前線の北側の雨雲は西日本にも広がり、昼過ぎにかけて広い範囲で雨が降りました。 ただ、西から天気は回復に向かっており、西日本では夕方、東日本でも夜には晴れてくる見込みです。 あす28日(日)は前線が南に下がり、北から高気圧が張り出してくるため、西日本から東日本にかけてすっきりと晴れるでしょう。 にわか雨の心配もまったくなく、最高のお出かけ日和になりそうです。 気温は日中にかけてぐんぐん上がり、内陸部では真夏日になるところも多くなるでしょう。 甲府や岐阜では31度、京都や名古屋でも30度まで上がる見込みです。
近畿地方では奈良でも30度、大阪では28度、神戸は26度まで上がるでしょう。 京都や奈良では今シーズン初めての真夏日、大阪や神戸でも今シーズン一番の暑さになる可能性があります。 4月も終わりになると、日差しの強さはもう8月並みです。特に、昼間の駐車中の車の中はあっという間に50度を上回り、過酷な環境になってしまいます。 子どもの放置が危険なのはもちろん、スマートフォンも高温には弱く、特にバッテリーは急激に劣化したり、最悪の場合、発火する恐れもあります。 せっかくのお出かけ、楽しく安全に過ごしたいものです。
29日(月・昭和の日)はお天気は下り坂ですが、近畿から東では日中は天気は持ちこたえてくれそう。 30日(火)から5月1日(水)はくもりや雨とすっきりせず、特に、30日(火)は雷雨になるところもあるでしょう。 2日(木)になって天気は回復し、連休後半となる3日(金・憲法記念日)から5日(日・こどもの日)にかけては再び晴れて、暑くなるでしょう。 連休最後の6日(月・振替休日)はまとまった雨となってしまいそうです。 (ABCウェザーセンター気象予報士 吉田裕一)