松山英樹「我慢して我慢して」15位に浮上 今季4勝のシェフラーが単独首位
◆米男子プロゴルフツアー メモリアル・トーナメント 第2日(7日、米オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC=7569ヤード、パー72) 第2ラウンドが行われ、35位から出た2014年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で回って通算1アンダーとし、首位と8打差の15位に順位を上げた。 「昨日よりは良くなった感じはあるけど、我慢して我慢してっていうような感じ。それでも前半でバーディーを取れたし、パッティングも意外と入ったところもあったので良かった」と振り返った。 3番でピン右手前6メートル超を沈めてバーディーを先行させた。4番は3メートルのパーパットをねじ込み「3番と4番は大きかった」。5番ではグリーン左手前のバンカーからの第3打を2メートルに寄せ、7番は277ヤードから2オンに成功するなど、この日は4つのパー5すべてでスコアを伸ばした。 10番は2度カップに蹴られて3パットのボギーとしたが、直後の11番で取り返し、14、15番は連続バーディー。17番で4オン2パットのダブルボギーを喫するも、18番で4・5メートルを沈めてパーをセーブした。「ちょっと思いやられる2日間だったので、少しでも明日伸ばして、いいプレーができればなと思う」と週末を見据えた。 2位で出た世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)が68をマークし、9アンダーの単独首位に浮上した。 今大会は8戦あるシグネチャーイベント(格上げ大会)の7戦目。次週はメジャー第3戦の全米オープン(13~16日、ノースカロライナ州パインハースト・リゾート)が控える。
報知新聞社