（Ｃ）ゆでたまご・東映アニメーション

TVアニメ『キン肉マン』シリーズの情報を満載した『キン肉マンアニメ大解剖』が2023年12月26日（火）に全国の書店などに登場する。2024年に新作アニメが予定されている『キン肉マン』、以前のアニメを知らない方はぜひこちらを！ 【関連画像】『キン肉マンアニメ大解剖』書影や中面のサンプルを見る（画像6点） 漫画『キン肉マン』は、作者ゆでたまご（原作シナリオ担当・嶋田隆司と作画担当・中井義則）によって『週刊少年ジャンプ』（集英社）で1979年に連載を開始。現在も『週刊プレイボーイ』『週プレNEWS』（いずれも集英社）へ籍を移し連載中。シリーズ累計は7700万部を突破している大人気コミックだ。 キン肉星から来たドジでマヌケな落ちこぼれ超人のキン肉マン（本名：キン肉スグル）が、努力、友情、勝利を重ねて、やがて超人格闘界最強の男へと成長を遂げていく。 1983年（昭和58年）4月3日。日曜日の朝10時、全国のちびっ子たちがテレビの前に釘付けになった。アニメ『キン肉マン』が放映開始されたのだ。 友情パワーで数々の悪魔超人や完璧超人と戦うキン肉マンや正義超人の姿。そして、ギャグてんこ盛りのストーリーに当時のちびっこ達は魅了された。 『キン肉マンアニメ大解剖』は2023年40周年を迎えるアニメ 『キン肉マン』を記念して大解剖する1冊となっている。 巻頭からポスターギャラリーが登場。当時のテレビ放映や劇場用のポスターが掲載されている。 そして、正義超人・悪魔超人・悪魔六騎士・運命の５王子のキャラクター紹介やストーリーダイジェスト・名言集や劇場版などあますことなく紹介している。 他にも最新キンケシ（キン肉マン消しゴム、主にガシャポンで展開されたPVCミニフィギュア）コレクションや当時のプロデューサー田宮武・音楽プロデューサーの前山寛邦のインタビューを収録。 『キン肉マン』のアニメ第1期は原作の連載中に展開され、アニメの進行が原作に追いついてしまう、という状態が発生した。令和の現在では企画段階から第1期、第2期や分割クールで途中に数カ月～年単位の休止期間を挟むのが普通だが、昭和のTVアニメにはまだそういう発想はなかった。 『キン肉マン』の場合、原作にも存在する「夢の超人タッグ編」の後に、アニメオリジナルの「ザ・サイコー超人の挑戦編」「地獄の極悪超人編」が放送された。 だがこの2編、放送当時は野球中継による休止などで、全話しっかり見ることができなかった子供も全国各地にいた。現在では配信やソフトでお金を払えば見ることはできるが、当時見逃して、そのままになっている方もいるのではないだろうか。 『キン肉マンアニメ大解剖』ではこの2編に加え、やはりアニメオリジナル要素の強い劇場版の情報も網羅しているとのこと。 2024年には新作アニメ「完璧超人始祖編」の放送も予定されている『キン肉マン』。『キン肉マンアニメ大解剖』は過去の内容の復習に最適な、永久保存版の1冊と言えるだろう。 （Ｃ）ゆでたまご・東映アニメーション