京都市動物園 「サルワールド」再整備CF実施
京都市動物園の展示ゾーンのひとつ、サルワールドの再整備にむけて、市民らから寄付を募って費用の一部に充てるクラウドファンディングが今月13日から始まります。 ことしで開園121年となる京都市左京区岡崎の京都市動物園は、2015年のリニューアルオープンをきっかけに、動物たちの魅力を間近で楽しめる動物園として親しまれるようになり、市民のほかに多くの外国人観光客も訪れる人気スポットとなっています。園内のゴリラやチンパンジー、アカゲザルなどがいる展示ゾーン「サルワールド」では、1937年(昭和12年)から使われてきたサル島や、1969年(昭和44年)に建てられた類人猿舎など、老朽化した施設を建て替える再整備事業が計画されていて、今月13日から再整備費用の一部について市民などからの寄付を募るクラウドファンディングがはじまります。期間は11月29日までとなり、目標金額は5千万円。寄付は類人猿舎やサル島の建て替え費用の一部に充てられます。返礼品などについては現在検討中だということで、最新の情報は、京都市動物園のホームページなどで確認してください。 【声】和田園長 「もともと本園が設立当時に市民から寄付をいただいてつくられた動物園だということもありますので、市民の方たちと一緒に作り上げていきたいという思いもありまして、クラウドファンディングに挑戦させていただくことになりました」