「契約する可能性は低い」大谷翔平のドジャース、佐々木朗希は獲得できない!? 米メディア「最有力候補は…」
千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手の移籍先として、大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースが最有力候補と見られている。しかし、佐々木がドジャースに移籍する可能性は低いと、米メディア『ジ・アスレチック』のジム・ボーデン記者が異論を唱えた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング ドジャースには大谷と山本という2人の日本人選手が在籍しており、今季は4年ぶり8度目のワールドシリーズ優勝を飾っている。一見すると魅力的な部分が数多くあるドジャースだが、佐々木にとっては障害となる部分かもしれない。大本命とされるドジャースが、佐々木の争奪戦で敗れる可能性が高まっているようだ。 その理由についてボーデン記者は、佐々木が大谷や山本の陰に隠れ、他のチームで活躍するよりもスポンサー収入が減る可能性を指摘している。23歳でメジャーリーグに挑戦することの契約上の理由から、年俸の調停権を得られずフリーエージェント(FA)になるのも当分先になるため、スポンサー収入は重要である。 また、他の理由も含め、ボーデン記者は「ドジャースは佐々木に興味を持っており、業界の一部はドジャースが彼を獲得する最有力候補だと宣伝しているが、私はそうではないと思う。実際、リーグ関係者、特にフロントオフィスの意思決定者らと話をしたところ、彼らは佐々木と契約するチャンスはどのチームと同じくらい高いと楽観視している。しかし、ドジャースと契約する可能性は低いと思う」とし、「ドジャースよりもパドレス、レイズ、メッツ、ブレーブスが佐々木を獲得する最有力候補だと思う。他にも候補に挙がるチームがいくつかあるだろう」と述べた。
ベースボールチャンネル編集部