トゥドール新体制でラツィオDFが主張「監督の原則に適していない者は身を引くべき」
ラツィオに所属するスペイン人DFパトリックが11日、クラブ公式メディアのインタビューに応じ、チームの状況について明かした。 ラツィオでは先月、マウリツィオ・サッリ前監督からイゴール・トゥドール監督へと指揮官交代。システムも4-3-3から3-4-2-1に変更となり、不動の10番ルイス・アルベルトがスタメンから外れて鎌田大地が抜擢されるなど、改革が行われている。スペイン人DFは、新チームの土台を固まるまでに時間を要することを主張した一方、適応できない者に対して自身の見解を示した。 「トゥドールは、サッリとは異なることを要求している。確かに戦術面で大きな変化がある。監督自身もチームと取り組み、どの選手が彼のカルチョのアイディアに適しているのかを理解するうえで時間を必要としている。この時期は誠実さも求められるだろう。監督の原則に適していない者は、自ら身を引くべきだ。常にラツィオとしてあることが何よりも大切だからね」 さらにパトリックは、0-1でラツィオの敗戦に終わったローマダービーを振り返り、肩を落とした。 「敗戦に関して残念な気持ちは大きい。あの試合がファンにとって重要であることは分かっている。また、負けたことで、順位表の上でも目指す順位から遠ざかり、ひどいものになってしまった。だが、残り試合は多いので、ポジティブに考えるべきだ。1試合ごとに向き合い、どこまでたどり着けるか見てみよう」