【MLB】ドジャースがエドマンと契約延長 5年7400万ドル+オプション1年 WS制覇の立役者の1人
日本時間11月30日、ドジャースは今季途中にトレードで獲得したユーティリティ・プレーヤーのトミー・エドマンと5年7400万ドル+球団オプション1年の条件で契約を延長したことを発表した。エドマンは遊撃と中堅を兼任するユーティリティ・プレーヤーとして活躍し、ナ・リーグ優勝決定シリーズではMVPを受賞。4年ぶりのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。現行の契約は来季までだったが、以前からエドマン獲得を熱望していたドジャースはそれを上書きする形で長期契約を結んだ。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ 現在29歳のエドマンはメジャー6年目の今季、37試合に出場して打率.237、6本塁打、20打点、6盗塁、OPS.711を記録。カージナルスからドジャースへトレードされた時点では1試合も出場していなかったが、日本時間8月20日に故障者リストから復帰し、シーズン終盤の戦いにおいて重要な役割を果たした。 ポストシーズンでは16試合に出場し、打率.328、2本塁打、13打点、5盗塁、OPS.862の好成績をマーク。地区シリーズでは目立った活躍はなかったものの、リーグ優勝決定シリーズでは6試合で打率.407、1本塁打、11打点、OPS1.023と打ちまくってMVPに輝き、ワールドシリーズでも5試合で打率.294、1本塁打、1打点、OPS.988と存在感を示した。 ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は以前からエドマン獲得を熱望していたことが明らかになっており、戦列復帰後のエドマンは見事にその期待に応えた形。ポストシーズンでの活躍もあり、ドジャースはその働きに5年契約で応えた。 なお、今季は遊撃と中堅を兼任したエドマンだが、来季はムーキー・ベッツが再び内野(二塁または遊撃)を守る予定のため、エドマンは中堅手としての出場が多くなることが予想されている。走攻守三拍子をバランスよく兼ね備えた好選手は来季から5年間、常勝軍団の一員としてチームを支えていく。