ジェバンニ=オノ、臼井康浩、藤掛正隆によるトリオ“河豚/FUG”が1stアルバムを発表
新進気鋭のヴォイスパフォーマー、ジェバンニ=オノと即興ギタリストの臼井康浩、そして東京でフルデザインレコードを主宰するドラマー / 音楽家の藤掛正隆によるトリオ“河豚/FUG”が、1stアルバム『河豚/FUG』を3月10日(日)にリリースします。 名古屋と東京を主な拠点として活動するジェバンニ=オノは、2019年よりノイズボイス、ホーメイなどの特殊発声を徳久ウィリアムに師事。同年、即興ノイズ・バンド“虫酸王”に所属しライヴ活動を開始し、翌2020年からソロ活動もスタート。言葉を介さず声と呼吸、演劇的な表現手法も取り入れつつ、ボイスは人間の鳴き声であるというコンセプトに基づいて即興ライヴを重ねています。 同じく名古屋を拠点に多彩な活動を続ける臼井康浩は、90年半ばに即興演奏に触れて衝撃を受け以降、即興を中心とした活動を行なっています。自己のユニット“sedge”のほか、藤井郷子オーケストラ名古屋、渋さ知らズオーケストラ、多田葉子(as)と関島岳郎(tub)とのユニットOKIDOKI、原田依幸オーケストラ、ヒゴヒロシ、ラピスらとのロック・バンド“MAJIKA~NAHARU”、元花電車のKeiとのユニット“Flyline”、泉邦宏バンド等、Ryorchestra、東海道スモッグブラスに参加。即興を音楽の源点と捉えて、年間100本前後のライヴを敢行し、国内外のトップ・ミュージシャンとの共演多数。プロデュースも務める藤井郷子オーケストラ名古屋の発売したCD3作品、エリオット・シャープとのDuo、OKIDOKIの作品は海外でも高い評価を受けています。 また、フルデザインレコードを主宰する藤掛正隆も、ZENI GEVA、#9、Z.O.A、13oz.、酒井泰三3355、恒松正敏GROUP、渋さ知らズ、灰野敬二、河端一、ヤマジカズヒデなど、多彩かつ数多の共演を誇るアーティスト。ソロ名義作品『UNIVERSE, RED&BLUE』をはじめ、作品リリースも多数。現在は、ホッピー神山とのBIRGIT、加藤崇之とのTen-Shi、西村雄介、加藤一平とのHEAVENLY ARMS、坂田明×トリプルエッジなどで活動し、全国のライヴハウスを巡っています。 1stアルバム『河豚/FUG』は、三重・四日市のJAZZ TAKE ZEROでライヴレコーディングされた音源を編集したもの。“即興”を中心に、ジャンルの垣根を越えた表現を貪欲に追求す三者が生み出す凝縮された約36分の新感覚音宇宙。レコ発として、4月11月(木)に名古屋「なんや」にて〈「河豚/FUG」CD発売記念ライヴ第一夜〉が、4月12日(金)に四日市「TAKE ZERO」にて〈第二夜〉が開催されるので、ライヴハウスで直接体感されるのもお勧めです。