開湯から930年以上の歴史を誇る赤湯温泉の繁栄を願う温泉神社祭が、17日山形県南陽市で行われました。 【写真を見る】【山形】開湯930余年の赤湯温泉　繁栄を願って温泉神社祭　紅葉も見ごろに 烏帽子山八幡宮の境内で行われたこの温泉神社祭は、赤湯温泉の源泉の一つが11月17日に採掘されたことにちなんで毎年この日に行われています。きょうは、旅館関係者や地区の代表者などおよそ40人が集まり、開湯から930年以上の歴史を誇る赤湯温泉の繁栄を願いました。 そして、源泉からけさ汲んできたお湯を神様に献上する献湯の儀なども行われ、参列者たちは地域の宝である源泉に感謝を伝えました。 赤湯温泉旅館協同組合・丸森周平代表理事 「赤湯温泉は飲食店などもたくさんあって、これから日本人だけではなく外国の方にもたくさんご利用していただきたい。これからも発展していってほしい。」 そして、温泉神社祭が行われた烏帽子山公園は今、紅葉が見ごろを迎えています。 きょうの県内は晴れて気温が上がり、最高気温は山形と鶴岡で22.6度、村山と尾花沢で21.1度など、12地点で20度を超え9月下旬から10月上旬並みの陽気となりました。