ナダルが9月のレーバーカップに出場表明。フェデラーとのダブルス以来2年ぶり【テニス】
ナダル、4度目のレーバーカップに出場
今年9月20日から22日にドイツ・ベルリンで開催される「レーバーカップ」に、22度のグランドスラム制覇を成し遂げたラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク512位)が参加すると、22日に大会は発表した。 【動画】ナダルとフェデラーの最後の競演&引退セレモニーでは涙 37歳のナダルは、同じスペインで世界3位のカルロス・アルカラスや同4位のダニール・メドベデフ、同5位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らと同じ欧州選抜のメンバーに。キャプテンを務めるレジェンド、ビヨン・ボルグが見守る中、昨年逃したトロフィーの奪還を目指す。 昨年12月に自身のSNSで「間違いなく(現役)最後の年になる可能性はある。それが半年か1年の可能性もあるし、どちらでもないかもしれない。こればかりは今の僕には答えられない」と語り、今季限りでの引退を示唆しプレーできる時間の少なさを口にした。 そして迎えた今季は開幕戦を戦ったが3ヵ月の休養に。自身の庭としているクレーコートの地で復帰を果たしたばかりで、公式戦は2大会で5試合の出場にとどまっている。 2017年プラハ大会、2019年ジュネーブ大会に出場し、2022年ロンドン大会では現役最後の試合として臨んだ盟友のロジャー・フェデラー(スイス)とともにダブルスを組んで会場を沸かしたナダル。今度は自身が現役最後となるかもしれないレーバーカップ出場に、「欧州選抜のためにベルリンでレーバーカップをプレーできることをうれしく思う。2年前、ロンドンでロジャーと最後にプレーした時の感動も含めてね」とコメントした。 また、「キャリアのこの段階において、与えられたすべてのチャンスを最大限に生かしたい。チームを組むことは素晴らしい経験だし、いつも楽しんできた。ベルリンに行って、欧州選抜がレーバーカップを取り戻すために手助けするのを楽しみにしている」としている。 なお、ナダルら欧州選抜に対する世界選抜はジョン・マッケンローが率い、アレックス・デミノー(オーストラリア/同11位)、テイラー・フリッツ(アメリカ/同13位)、トミー・ポール(アメリカ/同16位)が出場予定となっている。 ※本文に誤りがありました。訂正しお詫びいたします
Tennis Classic 編集部
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