セルティック指揮官、一部サポーターの“過激行為”に警鐘「素晴らしい応援に花火は必要ない」
セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、一部の過激なサポーターに警鐘を鳴らした。18日、イギリス紙『デイリー・スター』が同監督のコメントを伝えている。 ここまで7試合を消化したスコティッシュ・プレミアシップで7戦全勝を記録し、無敗のまま首位に立っているセルティック。今シーズンもチャンピオンズリーグ(CL)を戦う同クラブは、初戦でスロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア)と激突し5-1の大勝を飾った。しかし、第2節のドルトムント(ドイツ)戦では1-7とまさかの大敗。2試合ぶりの白星奪取を目指し、23日にアタランタ(イタリア)との第3節へと臨む。 そんななか、ロジャーズ監督がセルティックの一部サポーターの問題行為について言及。ドルトムント戦後、サポーターが花火を打ち上げたことでクラブが約1万7000ポンド(約330万円)の罰金処分を科されたことに対し、「素晴らしい応援に花火は必要ない」と苦言を呈した。 また、上記の問題により、UEFA主催大会にてセルティックのアウェイサポーターへのチケット販売が1試合禁止されることも併せて決定。指揮官は、「ホームでもアウェーでも試合中の応援は本当に素晴らしい。何年も何年もセルティックのホームとアウェイを追いかけてきた人たちは、応援が素晴らしいからこそ、決して出入りが禁止されるべきではないんだ」と処分を悔やんでいる。 さらに、「それは完全に少数のサポーターの責任だ。単純なことだ」とコメント。「本当にチームのことを考えていない。サポーターのことも気にかけていないし、クラブのことも気にかけていない。最終的にクラブも罰金を科されるのだから」と厳しく批判しつつ、「発煙筒を見ると、後ろの人たちがどうなっているのかいつも心配になる。それに幼い子供にとって煙や発生するすべてのものが、素晴らしくとても楽しい経験になるとは思えない」と口にした。
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