【ボートレース三国】三国でGI優勝経験のある山口剛がシリーズを引っ張る
ボートレース三国の「BOATBoy CUP」は10日から7日間の日程で開催される。 今回シリーズを牽引するのは当地周年覇者でもある山口剛だ。昨年のグランプリでは転覆にフライングと悔しい結果となったが、2月には中国地区選を文句なしの内容で優勝。有言実行の走りは見る人に感動を与える。今回も前走地(宮島一般戦)を準優勝と近況も好調で、山口の熱い走りに期待だ。 ただ山口一辺倒のレースになる気配はない。SG優勝6回の井口佳典がいる。井口はSGオールスターを2回制するなど5月には強いイメージだ。この二人がシリーズを引っ張るとみて間違いないだろう。また、井口と同じ三重支部の新田雄史も参戦。当地は2021年11月以来となるが、当地GIで2回の優出歴があり得意水面の一つだ。 そして、昨年は蒲郡周年を制した吉田拡郎もいる。切れ味のあるスタートで1着を量産しそうだ。群馬支部からは久田敏之に大澤風葵と強者が揃う。 9日には晴れた天候の下で前検が行われた。前回の優出機を手にした吉田は、「一人で乗っている分には舟の向き方も良くて、舟が向いてから握った時も好きだけど、出口でちょっと流れる。悪くないエンジンだと思う。」と好感触を得ている。新田も、「エンジンはしっかりしていると思います。ペラをさっき叩いてゾーンに入っていると思うし、今節はやりやすそうな感じがします。」と手応えを得ていて、新田は前検で一番時計をたたき出している。
マクール