離れて暮らす母の「年金」を管理することになった50代夫婦ですが、家計が赤字で困っています…子世代はどのようにサポートしたらよいでしょうか?
年金だけで生活できないケースは珍しくない|生活費の見直しや仕送りなど子世代のサポートが必要な場合も
総務省統計局の調査によると、高齢無職世帯の家計収支は、単身者で毎月3万768円、夫婦の場合は3万7916円の赤字であることが分かりました。 離れて暮らす高齢の親の年金を管理し始めてから家計の赤字に気づくのは、決して珍しいことではありません。親が高齢になると認知機能が低下する可能性があるため、お金の管理をサポートする必要が生じる場合があります。 離れて暮らす親が年金だけで生活できない場合、子世代は、親の生活費を見直したり、無理のない範囲で仕送りをしたりといった方法でサポートできます。親が持ち家に住んでいればリバースモーゲージを、ほかに頼れるあてがない場合は、生活保護の活用も検討できるでしょう。 出典 総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2023年(令和5年)結果の概要 II 総世帯及び単身世帯の家計収支 <参考4> 65歳以上の無職世帯の家計収支(二人以上の世帯・単身世帯) 表2 65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)及び65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の家計収支 -2023年-(19ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部