さすがロイヤル1の「倹約派」ファッション番長⁈ アン王女、去年もらった"クリスマスプレゼント"を再着用
2023年12月25日のクリスマス当日、ロイヤルファミリーは毎年教会へ礼拝に訪れるのが恒例だ。昨年はアン王女と夫のティモシー・ローレンス、レディ・ルイーズ・ウィンザー(エドワード王子の娘)、第2代スノードン伯爵デイヴィッド・アームストロング=ジョーンズ(エリザベス女王の妹マーガレット王女の息子)など多くのメンバーが出席し、皆がお揃いのマフラーをつけていた。 【写真】若い頃からファッション番長なアン王女が、大切なマフラーを再着用! このマフラーは、チャールズ国王の私邸ハイグローブ・ハウスと慈善組織キングズ・ファウンデーションのコラボから生まれたデザインで、当時、チャールズ国王が家族にプレゼントしたと報じられた。去年話題になったそのマフラーを、先日アン王女(同じものを何度も着用する倹約派で有名!)が再び着用し、大きな注目を集めた。 ハイグローブ・ヘリテージ・スカーフはジョンストンズ オブ エルガン(Johnstons of Elgin)のデザインで、2021年に発売開始された。売り上げの10%がキングズ・ファウンデーション(よりサステナブルな世界のためのコミュニティを作ることに献身)に寄付される。 ロイヤルファミリーのメンバーの多くが12月25日につけていたことから、おそらく国王が前夜にプレゼントしたと予想される。ヘンリー王子が回想録『Spare』に書いているが、ロイヤルファミリーは毎年クリスマスイブにプレゼントを交換する習慣があるという。 「イブの夜の始まりには、サンドリンガムの大きな部屋に、白いクロスをかけ、白い名札を置いた長テーブルが設置される。みんなは、山のように積まれたプレゼントの前に立って、自分の名札のある場所を見つけるんだ。そして、一斉にプレゼントを開け始める。大勢のファミリーメンバーが一気にお喋りを始め、リボンを引っ張ったり包装紙を破いたり、クリスマスらしい和気あいあいとした"幸せな混乱"が展開される」 ハイグローブの公式サイトによると、「マフラーはRWS(Responsible Wool Standard=責任あるウール規格)認証を受けた100%極細メリノウールを使用。デザインはアイコニックなプリンス・オブ・ウェールズ・チェックの形をとり、拡大したシェパードチェックに重ねて織っている。シェパードチェックはもともと黒、ダークブラウン、白を使って未染色の羊毛を染めていた。刈った羊毛で織ったショールをボーダー・シェパード(イングランドとスコットランドの境あたりの羊飼い)がつけていたのが始まり」とのこと。 ロイヤルファミリーにインスパイアされた製品は他にもある。バーバリーは、チャールズ国王が愛する庭に想を得たシルクスカーフを発売。先月はキングス・ファウンデーションがネッタポルテと組んで、ヴィクトリア女王の水彩画にヒントを得たプレタポルテラインをローンチしている。
from Harper's BAZAAR.com