札幌が開幕7戦目で今季J1初白星! 宮澤決勝点でG大阪のクラブ新記録阻む
明治安田J1リーグでは6日、第7節の北海道コンサドーレ札幌vsガンバ大阪が行われた。 【動画】"背番号10"が決勝点! 開幕6試合1分け5敗と今季初勝利が遠い札幌が、1試合未消化で2勝3分けと無敗を保っているG大阪をホームに迎えた一戦。札幌は駒井善成や小林祐希、荒野拓馬ら、G大阪はイッサム・ジェバリや倉田秋、食野亮太郎らを先発起用した。 札幌がボールを保持しながらも一進一退の攻防が続いた試合。31分にはG大阪ボールの右CKから中央の中谷進之介が頭でファーに落とす。フリーになっていた福岡将太が身体を倒しながら右足のボレーでネットを揺らしたがオフサイドの判定で得点は認められない。 スコアレスで迎えた後半もなかなか得点は生まれない。64分には左サイドでボールを持った駒井がマイナス方向にパス。トラップした荒野がボックス手前左からコースを突くシュートを放ったがバーに嫌われる。 札幌は直後に3枚替えを敢行し、小林と大森真吾、近藤友喜にかえて長谷川竜也と青木亮太、髙尾瑠を送り出す。対するG大阪もI・ジェバリと倉田、坂本一彩に代えて宇佐美貴史と石毛秀樹、黒川圭介を起用する。 すると73分にスコアが動く。浅野雄也からパスを受けた長谷川がボックス右からクロスを供給。ファーで飛び上がった宮澤が頭で合わせて札幌が先制した。 81分にはG大阪の素早い攻撃から中野伸哉がネットを揺らしたがオフサイドの笛。そして、G大阪の反撃をシャットアウトした札幌がクリーンシートを達成して試合終了。1-0で勝利した札幌が今季J1初白星を飾った一方、G大阪は初黒星を喫したうえ、クラブ新記録となる開幕6試合無敗を逃す結果となった。