ロバーツ監督、4失点6敗目のビューラーを高評価「必要なことをやってくれた」 ポストシーズン先発起用を示唆「自信を持っている」
「ドジャース3-6ロッキーズ」(21日、ロサンゼルス) ドジャースの連勝は3でストップ。ナ・リーグ西地区首位の座を守っているが、3試合の直接対決を残す2位パドレスとのゲーム差は3に縮まり、地区優勝マジックは消滅した。 ドジャースは先発のビューラーが二回までに3点を失い、試合の主導権を取れなかった。四回に一度は追いついたが、右腕が五回に勝ち越しソロを浴びた。 六回途中4失点で6敗目(1勝)、防御率5・63のビューラーについて試合後のロバーツ監督は「我々に必要なことをやってくれたと思う」と高く評価。すでに進出を決めているポストシーズンについては「大丈夫だ。きょうの登板はウォーカー(・ビューラー)だけでなく、我々も今季一番の自信を持てたものだった。私は彼が先発することにとても自信を持っている」と、先発ローテ入りを示唆した。 ドジャースの先発陣は11勝のストーン、エース格のグラスノーが肩や肘のけがで今季中の復帰は絶望的。ベテラン左腕のカーショーも左足親指痛で復帰が遅れており、駒不足の状態が続いている。 ロバーツ監督は、パドレスとのゲーム差や今季直接対決で3勝7敗という現状を理解していることを示しながら、「今、我々に必要なのは、あすの試合(ロッキーズ戦)に集中することだ」と言った。