《青い目の人形エミリー》戦前に贈られた「日米友好の証」…高知で唯一残る小学校で平和学習
高知さんさんテレビ
戦前、アメリカから日本に贈られた青い目の人形。高知県内では唯一、室戸市の小学校に残っています。 ケースに入れられた青い目の人形。1927年にアメリカから日本に来た「エミリー」です。5日、室戸市の佐喜浜小学校で「エミリー」の歴史を学ぶ平和学習が開かれました。 青い目の人形は日米友好の証としておよそ1万2700体が全国に贈られましたが、太平洋戦争で敵国の人形だとして多くが処分されていきました。佐喜浜小のエミリーは古い木箱に保管され続けていて、1975年の校舎建て替えの際、偶然発見されたのです。全国で残っている青い目の人形は179体で、高知県内では唯一、佐喜浜小学校にあり校長室に飾られています。 紙芝居: 「エミリーの人形は佐喜浜小学校の宝物。それから高知県の宝物と言ってたことを覚えておいてください。そしてあなたの子供さんや周りの人にお話ししてください」 6年生: 「佐喜浜小学校に1体だけ残っているのがとても奇跡だなと思いました。戦争とかが起こってしまうと色んな人が亡くなったりとかしてしまうので、これからも戦争が一生起きなかったらいいなと思っています」 6年生: 「今まで日本とアメリカは仲のいい国だと思っていましたが途中で戦争になっていましたが、今は日本とアメリカで仲良くなっていて良かったと思います」 子供たちは「エミリー」の歴史を通して平和への理解を深めていました。
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