「おじが食人部族の犠牲」 バイデン氏記憶違いか
【ワシントン共同】バイデン米大統領(81)は17日、第2次大戦中におじが搭乗した軍用機が「ニューギニア島の人食い部族が大勢住む地域で撃墜された」と述べ、部族の犠牲になったとの見方を示した。だが、米軍の公式記録は機体が島近くの海上に「不時着した」と記されており、人食い部族への言及もなかった。バイデン氏の記憶違いとみられる。 史上最高齢の大統領のバイデン氏は身体や記憶力の衰えが指摘されている。生まれ故郷の東部ペンシルベニア州スクラントンの戦没者慰霊碑を訪れた後、近くの空港で記者団に語った。