授業で作ったロボットが快進撃! 「くじ」でチーム決め、部活の合間に試行錯誤 埼大付属中、ロボコン16強
12月の関東大会直前には、アームに手を加え、同時に複数本アイテムをつかむことができるように改造。矢野さんによると「今は1回で最大4本持ち上げられる」という。 ロボコン部や技術部といった部活動単位で大会に参加する他校に負けじと、矢野さんらは自身の部活動などの合間を縫って、試行錯誤と操縦練習を行った。 ■大会ごとに成長 20日に東京都中央区で行われた「創造アイデアロボットコンテスト全国中学生大会」では、予選を突破し決勝トーナメントへ進出。全国の強豪がひしめく中、ベスト16の好成績を残した。 リーダーの松原さんは「棒を倒さないように操縦できた。最後にパーフェクトなゲームができて良かった」と喜びを語った。 谷さんは「(ロボット製作で)うまくいかないこともあったが、トライアンドエラーで大会ごとに前とは違うロボットに改善して、ここまで成長できた」と振り返り、矢野さんは「他県のチームから学ぶことが多かった。違う部門でまた来年も(ロボコンに)出てみたい」と話していた。