（左から）松岡茉優さん、窪田正孝さん

俳優の松岡茉優さんと窪田正孝さんが、映画『愛にイナズマ』で、W主演することが発表されました。 【画像】松岡茉優、2万1000人の観客に感激「ギブ&テイクの関係が素晴らしいな」 映画『愛にイナズマ』は、アフターコロナの世界が舞台。夢だった映画監督デビューを目前に、卑劣なプロデューサーにだまされ夢を奪われた、松岡さん演じる折村花子が、窪田さん演じる舘正夫と共に、うそとごまかしにみちた社会に反撃を仕掛けるラブコメディー。松岡さんと窪田さんは、本作が初共演。監督は、『舟を編む』などで高い評価を得る、石井裕也監督が担当します。

■アフターコロナの世界が舞台

映画『愛にイナズマ』2023年秋、全国公開 配給：東京テアトル （Ｃ）2023『愛にイナズマ』製作委員会

松岡さんは、本作への出演について、「“選択肢の連続への疲労”“正しさって何なのかわからない”世界の状況が変わる前から生きやすくはなかったのに　もっと大変になってしまった世の中で、勝ち上がってやるんだ、という花子の全身全霊を、私が止めてなるものかと挑みました。花子と同じく、みんなにめちゃめちゃ愛してもらって、出来上がった作品です」と、役への思いを明かしました。 また、窪田さんは映画について、「ぜんぶ世の中が悪い。仕方がない。人も自分も嘘と言い訳でごまかして、都合の悪いこともぜんぶ無かったことにする。そんな理不尽に抗う、とある家族の物語です、人は愚かで醜いけど、命は尊く等しく重い。監督の愛と経緯と皮肉が詰まった作品になっていると思います」と、コメントしました。