月亭八光約20周年 やってこられたのは「奇跡的な運と育ちのよさ」
「親父の人間力というのはすごいなと思いました」
父親である八方に対しては「親父の人間力というのはすごいなと思いました」と語る。その理由は「この世界に入った当初は『お母さんのお世話になっている』と言われる方が多く、『お父さんのお世話になっている』というのは意外と少なかった。その代わり、父の悪口も聞いたことがなく、みんなにそんなに好かれてもいない、嫌われてもいない、中間の空気感で50年の芸能生活を送っていたことが自分に返ってきてくれているのかなと思います」と話していた。
「東京に軸足を移すこと考えている?」の質問に「勝機はないです」
最後に報道陣からは「軸足を東京に移すことはないのか」という質問が飛び、八光は「欲がないことはない」と答えた。 しかし「大阪は好きですし生まれ育ったところですし雰囲気もいいじゃないですか。やっているうちに気がつけば年に1回か2回くらい、ゲストとして東京に呼んでもらうこともあって。特別扱いで呼んでくれるんですよね、今だったら。それが軸足を東京に移した時、吉本だけでもそうそうたる方々がおられ、戦えるのかと計算したら勝機はないです。大阪という愛着のあるところでやっていた方がいいんかなということはあります。移住してというのはまったく考えていないです」と話していた。 約20周年記念祭りは、23日になんばグランド花月で行われる。出演者は桂三度、シャンプーハット、千鳥、ダイアン、かまいたちで、シークレットゲストも登場予定。