『Eye On The World』イマジネーションを刺激するボクセル世界の“みっちり感”に心惹かれる探索アドベンチャー【TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2024】
文・取材:戸塚伎一 2024年3月2~3日、東京・武蔵野公会堂、吉祥寺東急REIホテルにて開催されたインディーゲームイベントTOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2024。出展コーナーにて取材陣が見つけた気になるタイトルをピックアップ。 【記事の画像(4枚)】を見る ボクセル(立方体)で構成された3Dグラフィックの作品を手掛けるゲーム制作チーム“りりぃカンパニー”の新作『Eye On The World』は、キッズからシニア層まで楽しめる探索アドベンチャーゲーム。指定されたオブジェクトを画面内から見つけてクリックしていく……というシンプルな内容だ。本イベントでは収録ステージのひとつ“空港”をプレイできた。 ひとつのステージには、複数のアングルが用意されている。制限時間やペナルティのたぐいはないので、色鮮やかなボクセルで作り込まれた舞台のディテールを、気分転換しながらじっくり楽しめる。 どうしても見つからない! という時のお助け要素も充実。画面右下のイルカマークをクリックすると、そのアングル内の残りターゲットの有無を確認できたり、マウスカーソルを“ルーペ”に変更すると、その部分をほんの少し拡大表示できる。時間さえかければ誰でもクリアーできるようになっているフレンドリーな作りは、世にはびこる“高難度な探し系クイズ”に心を折られた人の心も癒してくれるはず!? 本作はWindows PC/Mac用アプリケーションとして、3月下旬にSteamにてリリース予定。製品版では4ステージ収録され、将来的にはさまざまな要素のアップデートも考えているとのこと。イマジネーションを刺激するボクセル世界の“みっちり感”に惹かれた人はぜひ挑戦してみよう。
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