きただにひろし&大槻マキ「『ONE PIECE』に救われた」作品の看板背負った25年
人気テレビアニメ『ONE PIECE』エッグヘッド編の放送がスタート。本章でオープニングテーマ「あーーっす!」を、きただにひろし、エンディングテーマ「Dear sunrise」を、大槻マキが歌う。この2人がそろってオープニング&エンディングを担当するのは、アニメ放送がスタートした1999年のオープニング「ウィーアー!」、エンディング「memories」以来、25年ぶりとなる。ファンにとって待望のコンビであるきただにと大槻が『ONE PIECE』と共に歩んできた25年を振り返った。 ■25年ぶりのオープニング&エンディングのタッグは「熱い」 今年1月7日から放送がスタートしたエッグヘッド編。そのオープニング曲「あーーっす!」をきただにが、エンディング曲「Dear sunrise」を大槻が担当するというニュースが発表された際、多くの『ONE PIECE』ファンが熱狂した。 きただに自身も「まずこのお話を聞いた時、エンディングをマキちゃんが歌うと知って、僕もファン目線で『熱いな』と思ったんです」と、アニメスタート時のオープニング&エンディングテーマ以来、25年ぶりの組み合わせが復活したことに興奮したという。「だからこそ、進化しているオープン&エンドにならないといけないという思いは強かったです」。 この言葉通り、「あーーっす!」では、きただにの特徴であるハイトーンボイスがより強調された楽曲になっている。きただには「年齢を重ねているのに、どんどんキーが上がっていくんです」と笑うと「作曲が田中公平さん、作詞が藤林聖子さん、そして僕が歌うというトライアングルは4曲あるのですが、ちゃんと『きただににはこういう感じがいいだろう』というのがわかっている。すごくグッときました」と満足そうな表情を見せる。 一方の大槻は、「今回のお話をいただき、作詞をする上で、最初はルフィに対する25年のラブレターのように書こうと思ったのですが、書いているうちに麦わらの一味のことも気になりだして…気がついたらファン目線の詩を書かせていただきました」と歌詞に込めた思いを語っていた。