ロッテ・佐々木朗希 お立ち台でジョーク飛ばす「最近、球が速くないので疲れてないです」「150台しか出なくなっちゃって」今季初勝利でファンわかす
「ロッテ5-2オリックス」(7日、ZOZOマリンスタジアム) ロッテ先発の佐々木朗希投手が7回3安打2失点、9奪三振で今季初勝利を飾った。立ち上がりは制球に苦しんだが、自己最多の111球を投げ試合のリズムを作った。 【写真】けん制球を捕球してもらえず驚きの表情を浮かべる朗希 初回、二回で1点ずつを失った。だが、味方が逆転。三回以降はノーヒットに抑えた。お立ち台では「入りで点を取られ、いいピッチングではなかったが、点を取ってもらい、楽に投げられたかなと思います」と笑顔。5年目になり、お立ち台でも冗談を言える余裕も出たようで、「2点を取られ、今日は苦しいかなと思ったんですが、1年分の援護点をもらっちゃいました」とファンをわかせた。 三回からは立て直し七回まで無失点。スライダーを多投し、三振の山を築いた。最速は158キロをマークした。 六回のイニング間には吉井監督と話をして続投。「どうする?と聞かれましたが、なるべくイニングを投げて、少しでも貢献したいと投げました」と振り返り、自己最多の球数については「最近、球が速くないので、あまり疲れてないです。150台しか出なくなっちゃったので、まだまだ投げられると思います」とファンを笑わせた。