3メートルのブロッコリー登場 リアルさも売り 徳島のJA施設
世界一大きなブロッコリーが登場!?──。16日オープンしたJAあわ市営農経済センター(阿波市)に、ブロッコリーの巨大オブジェが設置され、話題になっている。 同センターは、JAとJA全農が共同経営する資材店舗「JA―CAT」をはじめとした経済部門を集約した施設だ。ブロッコリーは管内で売り上げが最も多い品目。10年間で栽培面積が5倍以上に増え、今作は250ヘクタールを予定する。オブジェは、実物を3次元でスキャンしてリアルに成形。通行人の目を引くよう道路に面した場所に設置した。そばには県内一の出荷量を誇るナスとミニトマトを模したベンチも設けた。 オープンに先立つ11日には、小学生に披露した。招かれた市立久勝小学校の3年生20人は、高さ3メートルのブロッコリーの大きさに驚いていた。 JAの丸岡順司参事は「ブロッコリーのオブジェや野菜のベンチが地域の名スポットとなり、JAが地域から愛される施設になれたらうれしい」と話す。
日本農業新聞