引継ぎで着服発覚 50代市職員を懲戒免職 職員組合の通帳から約101万円を私的流用 甲府市
甲府市は職員組合が管理する通帳から101万円をひきだし、私的に使ったとして50代の男性職員を懲戒免職処分としました。 【写真を見る】引継ぎで着服発覚 50代市職員を懲戒免職 職員組合の通帳から約101万円を私的流用 甲府市 甲府市役所の記者会見: 「まことに申し訳ございませんでした」 懲戒免職となったのは甲府市経営管理課の50代の男性職員です。 甲府市によりますと職員は甲府市職員組合の補助機関である分会の通帳から、おととし5月から今年2月の間に14回にわたって、およそ101万円を引き出し私的に使ったということです。 職員は当時会計を担当し、今年3月に役員交代の引継ぎをした際に着服が発覚しました。 引き出された現金は事業の支出と認められる22万円を差し引くとおよそ79万円となり、全額返金されています。 職員は通帳を破棄するなど証拠隠滅を図ったとみられていて、市の聞き取りに対し引き出した金を私的に使ったことを認め「家族の治療や介護費に使った」などと説明したということです。 甲府市は信用失墜行為にあたるとして懲戒免職とし、職員組合は刑事告訴も検討しています。
テレビ山梨