建造中のタンカー船内で爆発事故 2人死傷 海保や労基署が現場の調査再開 大分
大分放送
大分県臼杵市の造船所で16日午後、建造中のタンカーの船内で爆発事故が発生して作業員2人が死傷し、大分海上保安部などが17日朝から現場の調査を再開しました。 【写真を見る】建造中のタンカー船内で爆発事故 2人死傷 海保や労基署が現場の調査再開 大分 爆発事故は16日午後4時頃おきたもので、臼杵市の下ノ江造船で建造中だったタンカーの機関室の下にあるタンク付近が爆発しました。 大分海上保安部などによりますと、この爆発でタンク内で塗装作業をしていた下請け会社の73歳とみられる男性が全身にやけどを負って死亡しました。また、近くにいた60代の別の男性作業員も手や顔にやけどを負いました。 大分海上保安部は佐伯労働基準監督署などと17日朝から調査を再開し、爆発があった船内の状況を確認するとともに、現場にいた他の作業員から話を聴くなどして事故原因を調べています。 海上保安部は現場付近にガスがたまって引火した可能性も考えられるとしていて、下ノ江造船は「事故原因の究明と再発防止に努める」とコメントしています。
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