新たに「台風」発生する可能性 日本の南にある熱帯低気圧が発達、進路は? 日本に近づくルート取る可能性も…最新情報に注意
日本の南に発生した熱帯低気圧が、25日にも台風へと発達する可能性があるとして、気象庁が進路予測を始めています。 週末から来週にかけては、暖かく湿った空気が流れ込み、本州付近にある前線の活動が活発になる可能性もあるほか、その後、日本に近づく可能性もあります。 【画像を見る】新たに「台風」発生する可能性 日本に近づくルート取る可能性も…進路は?【30日(水)にかけての雨・風シミュレーション】 気象庁によりますと24日午後6時の時点で、日本の南、マリアナ諸島に熱帯低気圧があって、25日午後6時までに台風に発達する予想となっています。 台風に変われば台風21号となります。 週末から来週にかけては、この台風から暖かく湿った空気が流れ込み、本州付近にある前線の活動が活発になる可能性もあります。台風が近づく前から雨の降り方に注意が必要です。 その後の予想進路については、ばらつきがあるものの、日本に近づく資料もあります。 それによりますと、今後は西寄りに進み、29日ごろにフィリピンの東に進みます。その後、北寄りに進路を変え、31日から11月1日ごろには発達しながら沖縄付近に近づく可能性があります。 そして11月2日から3日ごろになると、高気圧の縁に沿って東寄りに進路を変え、九州や本州・四国付近に近づくとしています。 さらに東寄りに進み本州を縦断する可能性もあります。 11月としては異例とも言えるルートですが、予想にはブレがありますので、最新の情報をチェックするようにしてください。 25日06時の予報 【種別】熱帯低気圧 【存在地域】 マリアナ諸島 【予報円の中心】 北緯13度05分 (13.1度) 東経146度00分 (146.0度) 【進行方向、速さ】 西北西 20 km/h (12 kt) 【中心気圧】 1000 hPa 【中心付近の最大風速】 15 m/s (30 kt) 【最大瞬間風速】 23 m/s (45 kt) 25日18時の予報 【種別】 台風 【存在地域】 マリアナ諸島 【予報円の中心】 北緯15度05分 (15.1度) 東経143度05分 (143.1度) 【進行方向、速さ】 北西 30 km/h (17 kt) 【中心気圧】 998 hPa 【中心付近の最大風速】 18 m/s (35 kt) 【最大瞬間風速】 25 m/s (50 kt)