Aぇ! group 末澤&佐野、小島&福本、草間&正門……YouTubeで楽しむペアごとの個性と結束力
YouTubeチャンネル『ジュニアCHANNEL』にて3週にわたって配信されたAぇ! groupのロケ企画が完結した。和歌山県田辺市にて、“絵文字だけで出会えるか!?”という企画を行ったAぇ! group。3つのペアに分かれて市内3カ所に散らばり、携帯で5分に1回、自分達の居場所を表す一つの絵文字だけを送り合い全員が集合できればクリアという難しい企画にチャレンジし、いつも通りの面白さはもちろん、お互いの意思を汲み取りながら協力し合う姿がよく見える動画となった。 【画像】黒スーツ姿のAぇ! group ペア分けでは「その時楽しかったら“にこちゃんマーク”送る」と居場所に関係のない絵文字を送ろうとしている末澤誠也にメンバーは不安を覚えていたが、佐野晶哉は「絶対他のチームにこの人いるより、自分のチームにいるほうが楽じゃない?」と真っ先に末澤を指名。基本の移動手段が徒歩であることを知った福本大晴は「数キロ歩くんやったらこの人しかおらん。結構二人で歩くこと多いけど、めちゃめちゃ喋ってくれる」と撮れ高を意識して小島健を選ぶ。そして珍しく正門良規と草間リチャード敬太が組み、企画がスタート。アイマスクをつけて車で運ばれた先は、末澤・佐野は海、草間・正門はスポーツパーク付近の市街地、小島・福本は山の中。7キロ圏内に下ろされたようだが渡されたのは簡単な地図のみだった。
Aぇ! group、それぞれのチームの作戦から個性が爆発
末澤・佐野ペアが降り立ったのは天神崎という写真スポットとして有名な海だった。地元の人々に水晶玉を使った綺麗な写真の撮り方を教えてもらい、実際に記念写真を撮ってもらうなど最初はマイペースに楽しんでいた二人。スタッフに「出会わなくて大丈夫ですか?」と企画について心配され、「出会う前にやることあるでしょ」と開始から30分は写真を撮っていただけだった彼らだったが、二組を探しに動き始める。道すがらに通りかかった店でともにスイカを食べたりとスタッフとも仲の良いシーンを見せながら、最後は市街地に向かって走り続け、佐野が残り30秒になっても「行ける行ける! ありそうな雰囲気はあるよ!」と声をかける姿が印象的だった。 草間・正門は市街地からのスタート。草間が『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の出演で着実に掴み取っている知名度を武器に、地元の人々に手がかりを聞いて他のペアとの合流を目指した。運動場が近くにあった二人はテニスボールの絵文字を送った後にサッカーボールの絵文字を立て続けに送ったり、末澤・佐野ペアの送ったものと同じ海の絵文字を送って“今から向かう”という意思を込めたりと、分かりやすく居場所を伝えようとする真面目な一面も垣間見えた。草間の知名度の高さもあり、声をかけてくれた地元民の車に乗せてもらうという幸運によって、他のペアよりも早く移動しながら小島・福本ペアと合流を果たした。 その小島・福本ペアはというと開始直後に投げキッスをしている絵文字を送ったり、ぶどう畑を通り過ぎた際にぶどうの絵文字を送った後、ぶどう狩りのシーズンではなかったことを受けてバツを作っている絵文字を送ったりと、自由なボケっぷりでメンバーを混乱させていた。しかし二人は大きなピンのオブジェが立つボウリング場という見つけやすそうなスポットを発見し、ボウリングの絵文字を送ってメンバーを待った。そこに、地元民から「ボウリング場は一つしかない」という情報を受け取った草間・正門ペアが無事合流。最初は山の中を彷徨っていた二人だったが協力して情報を探し出し、ボウリング場からは動かないという賢明な判断も功を奏したのだった。 末澤・佐野ペアが合流できなかったため企画は惜しくも失敗となり、沖縄ロケ以来三度目の予告寝起きドッキリへのリベンジが罰ゲームに決定。しかし、撮れ高を意識しながらもお互いの考えを予想し協力し合う様子が見えた企画だった。Aぇ! groupのバラエティは単純な面白さだけでなく6人の結束力や支え合う様子が見られるのも大きな魅力だ。
池田夏葉