信じるべきもの、信じたいものとは何か‥‥事件の真相に隠された巨大な闇に迫る警察ミステリー 映画『朽ちないサクラ』
杉咲花主演のミステリー、映画『朽ちないサクラ』。この度、本作の登場人物たちを紹介するキャラクター映像が公開された。 原作は、「孤狼の血」「佐方貞人」「合理的にあり得ない」など数々のシリーズが実写化されている柚月裕子の「サクラ」シリーズのはじまりとなる「朽ちないサクラ」。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にないヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と、次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。 主人公の県警・広報職員、森口泉を演じるのは杉咲花。メガホンをとるのは、公開中の『帰ってきた あぶない刑事』の監督に抜擢された原廣利監督。音楽を、放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」の音楽も手掛ける森優太が担当する。 この度公開されたのは、杉咲演じる、森口泉をはじめとした、本作の登場人物たちの“葛藤”にフォーカスしたキャラクター映像。 県警広報職員の森⼝泉(杉咲花)は、地元新聞の記者だった親友・津村千佳(森田想)の死に自責の念を抱える。泉の警察学校の同期で年下の生活安全課に勤務する磯川俊一(萩原利久)は、好意を寄せる泉に協力しようとするが、捜査を進めるうちに、警察官としての“正義”に翻弄されていく。ストーカー殺人と泉の親友・千佳の殺人事件を捜査する捜査一課長のベテラン刑事、梶山浩介(豊原功補)は、真向から事件と向き合い、犯人を捕まえることが“正義”としているが、映像では「もう隠す必要はない」という言葉を発する。また、泉の上司・冨樫隆幸(安田顕)は泉を見守りながら、自らも忘れられない過去を抱えている。 各々が抱える“葛藤”と、交錯するそれぞれの“正義。信じるべき“正義”とは何なのか。そして、複雑に絡み合う事件の真相に隠された巨大な闇と、その先にあるものとは。 映画『朽ちないサクラ』は2024年6月21日(金)より全国公開。
otocoto編集部