国学院久我山「イチローさんに恩返ししたい」と意欲 選抜高校野球
第94回選抜高校野球大会の選考委員会が28日に開かれ、国学院久我山(東京)の11年ぶり4回目の出場が決まった。 【あのドラ1も】昨年センバツからプロの扉開いた選手たち 国学院久我山は昨秋の東京都大会決勝で、夏の甲子園に出場した二松学舎大付と対戦。1―3で迎えた九回2死満塁から4番・成田が走者一掃のサヨナラ打を放ち、劇的に勝利した。続く明治神宮大会では初戦で花巻東(岩手)に敗れ、その悔しさをバネに精進してきた。 昨年11月下旬には、夏に引退した3年生部員が出した手紙に応じ、米大リーグのマリナーズなどで活躍したイチローさんが指導に訪れた。 センバツ出場決定を受け、主将の上田は「イチローさんから教わったことは、自分たちがさらに上に行くための手段。しっかり結果を残して恩返ししたい」と意気込む。尾崎監督は「全国の舞台で、久我山らしい全員野球を展開していきたい」と語った。【小林遥】 ◇全31試合を動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では、大会期間中、全31試合を中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu)でも展開します。出場決定号外はデジタル紙面でご覧いただけます。