【RWS】ブアカーオ、ラジャ80周年大会で勝利!“レジェンドキラー”との激闘にファン「鳥肌立った」
12月21日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアムにて、同スタジアム80周年を祝うムエタイイベント『RWS: 80 Years of Rajadamnern』が開催された。 メインに[キックボクシングルール 157LBS(71.2kg)契約]として、K-1レジェンドのブアカーオ・バンチャメーク(42=タイ)とハン・ウェンバオ(27=中国)が対戦し、ブアカーオが判定勝利を収めた。 【フォト&動画】ブアカーオの激闘ハイライト!強烈なミドルや膝蹴りを連発 ブアカーオは昨年5月にRIZINで安保瑠輝也と対戦しドロー。今年3月は木村“フィリップ”ミノルにKO勝利するものの、7月の『K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント』準々決勝でストーヤン・コプリヴレンスキーにダウンを奪われ、判定負け。10月の『JMA EXPO』では皇治とのボクシングマッチを行った。 対するウェンバオは、武林風を主戦場とするキックボクサーで、“レジェンドキラー”の異名を持つ。17年9月には『K-1 WORLD GP』に参戦し、塚越仁志と対戦するものの判定負け。19年9月には神保克哉に勝利している。 1R、ウェンバオがジャブ、ローと圧をかける。対するブアカーオは前蹴りで距離をとる。ウェンバオはボディなどのパンチを多く繰り出すものの、ブアカーオは巧みにガードし、中距離ではミドルやハイキック、接近戦になると膝蹴りも。手数ではウェンバオが有利か。 2Rは序盤からブアカーオがミドル、膝蹴りなどでアグレッシブに攻撃。対するウェンバオもパンチやカーフで攻める。中盤にはウェンバオがロープ際に追い詰めるものの、ブアカーオはしっかりとガードし、膝蹴りを当ててゆく。ブアカーオの攻撃が多く当たった印象。 3R、両者はパンチの打ち合いから始まるも、ブアカーオはミドルや膝蹴りのコンビネーションに繋げる。ウェンバオもガードするものの、ブアカーオのパンチが当たり始める。中盤、ウェンバオは下がりながらパンチを打ち、ハイキック、バックハンドブローと繋ぐがかわされ、ブアカーオのハイキックがヒット!ブアカーオも被弾し始めるものの、やや手数で上回ったか。 結果は判定3-0でブアカーオが勝利。接戦を制して、記念すべきラジャダムナンスタジアム80周年イベントを締め括った。 大会後、この試合の映像や写真がRWS公式インスタグラムに投稿されると、ファンからは「昨夜見て鳥肌が立った、素晴らしい」「(ブアカーオは)レジェンドだ」といった感動の声が寄せられた。