福岡市は、小学校の職員室からデジタルカメラなどを無断で持ち出し、質入れしていたとして男性教師を懲戒免職処分にしたと発表しました。 福岡市によりますと、東区の小学校で３年生の担任をしていた男性教師（２９）は、８月ごろ、職員室からデジタルカメラやタブレット端末などあわせて７点を無断で持ち出していました。その後、６回に分け市内の質店に持ち込み、あわせて１０万円ほどを得ていたということです。 男性教師はほかの教職員が登校しない日を見計らって持ち出していたとみられ、９月に本人が学校側に申し出て、デジタルカメラなどは全て学校に返されたということです。 福岡市教育委員会は、２５日付で男性教師を懲戒免職とし校長を戒告処分としています。 男性教師は「子どもたちを裏切ることになってしまい申し訳ない」と話しているということです。