ダルビッシュ有が日米通算199勝目 7回無失点7Kで今季3勝目 大谷翔平は欠場
米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有は12日、サンディエゴでのドジャース戦に先発し、7回を101球、2安打、7三振1四球で無失点と好投、3勝目(1敗)を挙げた。日米通算で199勝目。防御率は2・43。 「母の日」とあってピンク色のグラブで先発したダルビッシュは、立ち上がりから大谷翔平のいないドジャース打線をほんろう。前半はフォーシームを主体に、後半はスプリットやシンカーの落ちる球で攻めるという投球内容を変化させた。ピンチといえば、五回に四球と右前打で2死一、二塁、六回は1死からベッツに二塁打を打たれたが、フリーマン、スミスの強打者を中飛、空振り三振で切り抜け、マウンド上で思わずほえた。結局、三塁を踏ませない力投で、七回を投げ終わったときにも、小さくガッツポーズをしてダッグアウトに戻った。 試合後、ダルビッシュはテレビ局のインタビューに「まっすぐが走っていたし、それで押していけた。(200勝は)なるべく早く達成して、楽になりたい」と語った。 大谷は腰の張りのため、先発を外れ、代打出場もなく、1日のダイヤモンドバックス戦以来、今季2試合目の欠場となった。13日(日本時間14日)の敵地サンフランシスコでのジャイアンツ戦には復帰する見込み。 試合はパドレスが4-0で勝ち、ドジャースとの3連戦を勝ち越しした。