お猿さんのようなキャラクター・モンチッチの誕生50年を記念した『モンチッチ50周年記念イベント Let's! go モンチッチ展』が、27日から東京スカイツリータウンでスタートしました。長年愛されるモンチッチの魅力はどこにあるのか、取材しました。 【画像】“昭和レトロ”文化の支援と地域の再生のため　モンチッチが会社設立しCEO就任 1974年に登場したモンチッチは、体はぬいぐるみ、顔と手足はソフトビニールの人形。発売当時は全く新しい人形といわれ、ブームとなりました。時代に合わせて変化をしながら、発売から現在までに世界で約7000万体が販売されています。（メーカー発表） イベントでは、様々なコスチュームを身につけたり、様々な表情を浮かべたモンチッチや、アーティストとコラボしたモンチッチなど色々な展示を見ることができます。

■年表に神社も　来場者を迎える様々な展示

様々な衣装・表情のモンチッチが展示されている

入場した人を最初に出迎えるのは、約300体のモンチッチたち。スタイを掛けた一般的なものから、浴衣など季節の衣装を身につけたもの、世界各地の衣装に身を包んだものなど、様々なモンチッチが展示されています。

モンチッチ神社

他にも、モンチッチのこれまでの歴史を振り返る年表コーナーや、縁結びで有名な東京・台東区にある今戸神社とコラボしたモンチッチ神社などのコーナーも設置。モンチッチとのグリーティングも行われるなど、来場者は持参したモンチッチと一緒に展示を楽しんでいました。

■「見ていて癒やされるし、かわいい」　魅力は？

約半世紀にわたって愛されているモンチッチ、その魅力はどこにあるのでしょうか。 来場していたファン歴40年以上という50代の女性は「顔がすごくかわいくて癒やされます。ほっぺたと目のくりくりとしたところがすごくかわいいです」と回答。小学生時代からのファンだそうで、「子どもの頃を思い出すくらい、ワクワクしました」と笑みを浮かべました。 一方、友人がきっかけでモンチッチのファンになったという30代の女性は、「世代を超えて愛されているところが魅力かなと思います。見ていて癒やされるし、かわいいと思います」と魅力を語りました。自分のモンチッチを連れて山に登り、山頂で一緒に写真を撮ることもあるそうで、「一人で山に登っているんですけど、一緒に登ると2人で登っている気持ちになって、疲れている時にすごく癒やされて元気が出て、“また山頂まで頑張ろう”という気持ちになれるので一緒に登っています」と思い出を教えてくれました。