小池氏、市場問題「争点の一つだがトップではない」
東京都の小池百合子知事は30日、地域政党・都民ファーストの会代表としての会見で、7月2日に投開票が迫る都議選に関して、「豊洲・築地両立」案を示した市場移転問題が争点かとの問いに対し、「争点の一つだが、トップではない」と述べ、待機児童問題や高齢化問題、空き家問題など地域によって関心を持つテーマが違うとした。 選挙戦の手応えについては「都民ファーストの会は組織を持たないが、街頭演説には多くの方々に集まってもらっていることについて、私自身驚いているところ」として、昨夏の都知事選時の反応と似ていると語った。 (取材・文:具志堅浩二)