元S級・50歳ベテランレーサー、チャレンジ降格の窮地… 残留かけて勝負駆け!「なんとかして確定板に!」/岐阜競輪ミッド
岐阜競輪場のミッドナイト「シン・TIPSTAR杯(F2)」が27日に開幕。6RのA級特予選に出場する北川紋部(50歳・福井=78期)に話を聞いた。 今期も残り約1か月となり、昇降級班をかけた点数勝負も一段と激しさを増してくる。北川紋部も失格点挽回に鼻息を荒くする1人だ。 長年S級で活躍し2007年の共同通信社杯(向日町)では準Vの実績もあるが、近年はA級が主戦場に。そして2場所前の大垣ミッド最終日に内側追い抜きで痛恨の1着失格。点数を上げないと来年後期はチャレンジ降格という窮地に立たされてしまった。 「そうなんですよ(苦笑)。あと1点くらいは上げないとですからね。できることを精いっぱいやるだけですね」 それでも開催指導員を務めている福井競輪は冬休みに入ったため、以前よりも自分の時間が取れるようになってきた。あとは練習の成果を発揮するだけだ。初日は石塚慶一郎(22歳・和歌山=119期)、岸川哲也(38歳・大阪=105期)の3番手回り。 「3着までは準決確定ですよね? 確定板にはなんとかして入らないと!」と予選突破へ気合を入れた。(netkeirin特派員)